誰にも言えない感情を持つあなたへ。
甘い夢を見た。それはまるで魔法がかかった時間と空間で、自分の願望が凝縮されていた。
そんな夢から覚めたわたしの現実は孤独で寂しくて、なぜ今あんなにキラキラした夢を見ていたのだろうと深い絶望さえ感じてしまう。
この現世からの離脱を望む現象こそ、真実を探求する鍵である。
この記事は、楽曲を聴きながら読み進めることで、より深く真実に触れることができます。下のプレイヤーで再生しながらお読みください。
現実を覆い隠す美しい夢のベール
なぜ現実を対極に位置づけるのか
今回の楽曲は、現世は夢幻と決定づけるような題名にしてしまっています。
真実の探求は、偽りの安息地の正体を見破ることです。
今回のテーマは現世について。現世と対極にある夢や幻は、行動しない自分自身を最も優しく包み込み、現実での真のChronicleを最も巧みに隠してしまいます。
この認識、現世は夢幻という認識は、『現実を放棄し、自己の崩壊へとつながる』という最も危険なノスタルジーなのです。
危険性をはらんだ夢幻を表現した楽曲
ゆっくりまどろむような始まりから、騒々しいまでのスピード感があるメロディです。
それは、現世ではない、いつか目が覚めて終わりが来るという暗示を込めた音のつくりを意識しています。
現世から切り離し、聴く人を魂が離脱していくような感覚を表現しています。
これは現実とのずれを心地よさとして美化し、聴くものを生きることから遠ざける為のサウンドトリックです。
まるで心地のいいような空間を仕込んでいくことで、私たちは現実を放棄するたびにこの楽曲の音の領域へ深く沈んでいき、現世は夢幻という偽りの真実を自己に刷り込んでしまうのです。
🔑 生きる意味を失いかけたわたしの真実
この楽曲に秘めた個人的な真実
この楽曲は、ただ現実逃避のために作った楽曲ではありません。
それは、夢から覚めたくない、本当にそう願っていた、生きることから遠く離れる意識に飲み込まれそうだった私が、必死で現実に生き残るために残した足跡として作った音なんです。
何があったとかではなく、私の意識が勝手に孤独と絶望から、夢の中に引きずり込ませそうな世界を何度も体験してしまいました。
夢のほうが幸せだし、夢のほうがいいと嫉妬するほど夢の中でだけ愛されていたのは、まだこれから未来があるのはわかっていても、当時の自分がちっぽけで情けなくて何もなくてそれでほしい現実から遠ざかってしまうような日常を繰り返し、絶望の淵に立たされてしまう経験を何度もしていたのでしょうか。
そんな暗闇の中で、それでもまだ光はある。と自分自身に言い聞かせた切ない物語が隠されています。
現実世界への暗号
この曲には私の声を入れています。
それは歌詞ではなく、ただ声を撮っただけですが、これが夢や幻ではなく、自分の現実への叫びとして、キラキラした、でも時間に限りがあるようなスピード感のある曲調と合わせて夢から覚めるための唯一の命綱です。
これは、目を覚ましてという、夢や幻ではなく現実からのエールなのです。
現実に戻ってからの鍵の行方
今、あなたを現世に繋ぎ止めるものは何でしょうか?
それは仕事でしょうか、誰かの笑顔でしょうか?
このように、この真実を知ってから、もう一度聞いてほしいです👇👇











